再挑戦！電動車椅子で九品仏に行ってみた！

前回少しの段差の為、九品仏浄真寺の本殿に入れず９体の阿弥陀如来様に会えませんでしたが、先日天気がよかったので、改めて再挑戦してみました。

前回上がれなかった段差は、「バックから上がる」や「杖を使う」など工夫をしてトライしようと試み始めたところ、親切な年配の方々から「押しましょうか？」とお声がけいただきました。

折角のお申し出なのでありがたくお願いしました。

段差を超え念願の総門内に入れました。

中は広々としており、樫・桜・紅葉がお出迎え

  

やっと阿弥陀如来に出会えました！

九品の意味をWikipediaで調べたところ下記のような解説がありました。

 “九品（くほん）とは、物質や人の性質を3×3で分類したもの。三三品（さんさんぼん）”とあります。

写真には「上品上生（じょうぼんじょうしょう）」と記されてますが、最上級の語源だそうです。

九品仏には上品・中品・下品と３つのお堂があり、

その中に

上品：上品上生、上品中生、上品下生　

中品：中品上生、中品中生、中品下生

下品：下品上生、下品中生、下品下生

9体の阿弥陀如来様がいらっしゃいます。

ちなみに「下品」の由来もここからきているようです。

仏教由来の言葉は沢山ありそうですね。

　

阿弥陀様が祀られている３つのお堂を巡ったった後は、本堂の釈迦如来坐像にお参りしました。お釈迦様と阿弥陀如来は東京都指定文化財となっています。

　

お釈迦様が祀られている本堂の側面の写真です。

造園を手がける身としては、この３つの石の配置は絶妙だと感じました。

観音堂には行けませんでしたが、ここでパシャリ！

飛び石の配置も素晴らしい、名立たるお寺は細やかなところまで行き届いています。

鷺草（サギソウ）7−8月位に咲きます。

前回のブログ「電動車椅子で九品仏に行って見た　Part1 」に出てきた、手水舎（ちょうずや）はこちらがモチーフになっています。

仁王様に感謝を述べて、今回のミッション完了！

お力添え頂いた皆様に感謝です。